私の手記- memoir -です


by masatokunkeio

1,000円で譲ってもらったはずが

その日が待ち遠しかった。友だちが「ドラクエIII」を1,000円で売ってくれるというのだ。学校の連絡帳に「この日に『ドラクエIII』が来る」と大きく書き、その日までの日数カウントを毎日つける。

 ついに、その日がきた。友だちから受け取った「ドラクエIII」。感動だった。しかし、ケースの上部が割れていた。理由を聞くと、「内蔵の電池を交換したんだ」と言う。なんて親切なやつなんだ。その日はそのままファミコンの前に直行。そして唖然とした。眼前のテレビに映ったのは、なんと『バルーンファイト』だったのだ。ケースは「ドラクエIII」なのに。中身が違う!?その日はろくに寝られず、翌日、その友だちを詰問した。

 友だちは「やばい」という顔をして走って逃げた。捕まえて理由を聞くと、「妹がまだクリアしてないから・・・」と言う。なんてやつだ。

 ようやく手に入れた「ドラクエIII」のセーブデータに彼の妹の名前でLV13のデータがあった時は、「ぼく、ちょっとかわいそうな事したかな」と思った。
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by masatonet | 2005-01-03 13:45 | ドラクエシンドローム