結婚について考える(その1)

独身は罪なのか?
「ひとり者」は可哀想なのか?

インターネットを閲覧していると、バナーで「結婚診断?アラサー、アラフォー決別」とかいう宣伝が莫大に増えた。「うっそ!私の年収低すぎ・・」バナーも多いが(笑)。
つまり、独身が多い。そしてその殆どが結婚したいのだ。
ただ、結婚って、婚活みたく、自分でどうこうできる問題なのだろうかと、ふと考えた。

人間、生まれるのも死ぬのも自分の意志ではない。
しかし、我々人類はドンドン傲慢になってきて、生死を操ろうとし始めている。

なんでも思うようにしたい。

より良い人生を生きるために良き伴侶を得て共に協力しあう
そのための結婚であるべき。

しかし、目的が「結婚そのもの」になっているのは明らかにおかしい。

人間性をより深めるために大学に行く、そのために受験勉強をするのである。

しかし、目的が「受験合格そのもの」になっている。これがおかしいのと同じだ。


なにかに陶酔したいのだろう。訳が分からず闇雲に日々生きていると「目印」が欲しいのか。しかしこれらは「あくま」で「目印」であり、「通過地点」であるだけで、目的では決してない。

結婚
出産
合格
入社

それそのものは全く特別の出来事ではない。
しかし、それをなんだか特別視させようと仕向ける世の中の連中は滑稽だ。

どの合格者レポートに、
結婚成功カップルレポートに、
入社秘訣レポートに、

「私は、(結婚・出産・合格・入社)後、以前に比べてXXXXXも日常生活が過ごしやすくなり、視野が広がり、OOOOの点で以前より充実したと思う」などがあるだろうか。
まず、あり得ない。健康食品購入者レポートは逆に、そのような内容ばかり載っている。なぜなら、皆、その「効果」に関心があるからだ。


故に、私は問いたい。貴方に率直に問いたい。
結婚
出産
合格
入社
して、貴方はどう変わったか。何を得たか、そして何を失ったか。

そして、それに続けてこうも尋ねたい。
貴方が
結婚
出産
合格
入社
前にあった自分の問題は、その後解決したか?もししたのなら、間違いなく新たに発生した問題と天秤に掛け、どちらが貴方により負荷を掛けているかと。


(つづく)
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by masatonet | 2012-07-20 20:08 | ヒトリゴト日記