TOYOTA86

オトコなら「結婚する前にやっておきたい羽目外し」は一つや二つはあるはず。もっとも、そうは言ってもゲームやら萌えアニメだけに生きている人種には想像もつかないだろうが。
今日も、行きつけの喫茶店でいい歳した白髪のオッサンがNintendo3DSでゲームをしていた。私は自称コアゲーマー(ネトゲ歴7年ならそういっても良いだろう)だが(だったが)、夫婦で喫茶店に来て、白髪で無精ヒゲを生やしてまでお子様用ゲーム機DSのゲームをしようとは全く思わない。恥ずかしくて出来ないのが本音だ。つまりそのオッサンらは羞恥心など全くないのだろうが、ともかく哀れに見えてくるのは私だけではないろう。

おっと、つい横道に逸れてしまった。その「結婚前の羽目外し」だか、

1,経済性とはほど遠い高価な物品を買う
2,徹夜で他の独身女性達とワーワー騒ぐ
3,自宅で部屋を複数占領して趣味を楽しむ
4,一人旅に気ままな出て、気ままに時を過ごす
等々

個人的に「2」は一度も実践したことはない(笑)。「3」はここ数年実践中で、「1」も、まあ程よく(笑)やっているが、今回は「1」に準じたことをやってみようとしている。
b0063673_21335087.jpg


TOYOTA86というスポーツカーが発売されて久しい。若者の車離れが嘆かれている(実際なんで嘆くのか分からないが(笑))にもかかわらず、世界のトヨタがスポーツカーを発売したのだ。発売されてまだ数ヶ月しか経っていないから売れ行き等今後の動向が気になるが、トヨタ社員は価格が手ごろである故に結構乗っているようだ。

後部座席は一度座ると身動きがほぼ取れないくらい狭い
燃費のことは初めから考えない(笑)
環境に優しいと言うことも初めから考えない(笑)
つまり「運転が楽しい」という事以外は考えてはいけない

と、まさに「時代」に、「家族生活」に逆行している車、それがスポーツカーである。

MT(マニュアル)車を試乗したいとディーラーへ依頼。試乗車は準備できず、トヨタ社員の車を借りる形で試乗をした。色はオレンジ。昔、TOYOTA2000GTやらセリカXX2800GTやらに乗っていた我が一家は、車高の低さには抵抗なく対応できたが、後部座席の狭さはセリカとは比べられないくらい狭かった。

実際走ってみると、、、案の定、5年以上もMTから離れていると、全くダメ。辛うじてエンスト連発やらノッキング連発からは逃れたが、クラッチを離すタイミングが至難。一速に入りづらいし、後部座席に載った営業マンは冷や汗でビッショリ(爆)。助手席には家族を乗せたが、私の3速発進やら時速70キロでいきなり1速に落としての高回転させたエンジン音ですっかり恐れ戦いてしまったよう。数分の試乗後、エンジン(おそらくクラッチ板)が焼けるにおい!?が・・・。車を提供してくれた社員の方に改めてお詫び致します。

「やはり、あの〜、AT車を準備致しますので〜、その〜」と営業マンもドギマギ。「そうですね、ヨロシク!」と軽く流したが、MT車は極めて面白かった。半年くらい練習しないとちょっと危ないかも知れないが(笑)、あの「操作感」「支配感」は爽快そのものだ。

AT車がやってきた。やはりトヨタ社員の車。色はホワイト。父はレッドが良いと盛んに言っているが、ホワイトも悪くない。上品な感じが漂っている、、、って、もう買うつもりなのか!?(笑)

アクセルフィーリングが極めて楽しいのはスポーツ車ならでは。アクセルを踏むと極めて敏感に反応してくる。また必要以上に「エンジン音」が溢れてくる。AT仕様でも(当然MTほどではないが)充分その楽しさが味わえるのが流石はトヨタ製。以前デートでミニクーパーを試乗したことがあったが、あれとは比べものにならないほど「楽しい操舵感」を堪能できた。試乗コースは「大」「中」「小」の内、「大」。とは言っても10分程度なので、大きな事は言えないが、包むようなシート感、車と一体になったようなハンドリングとアクセルフィーリング、実に何十年ぶりに「楽しいかった」と言えるドライビングが出来たことは言うまでもない。レンタカーで半日くらい乗ってみたいのが本音だ。首都圏やら近畿地方では86のレンタカーがあるようでなんとも羨ましい。

コンビニやらファミレスやら、「よろしかったっす」「ふつ〜にゲンキ」「どんだけぇ〜」等々の日本語に溢れた低脳なテレビ番組やらに洗脳された日本の若者からは完全に失われたメカへの愛。「機械と肉体が直感的に結びつく快感」を100%刺激できる車、それがTOYOTA86だった。

10年後も販売を続けているだろうか、甚だ心配だが、トヨタのような大企業が極少数派に向けて低価格でこのようなスポーツカーを発売したこと自体エールを送りたい。

なにはともあれ、久しぶりに「買いたい!」「実際買える金額だけれど、このご時世で、ここまでぶっ飛んで遊んでしまって良いのだろうか」と真剣に考えさせる車であった。

やはり気になるのはMT車を提供してくれた社員の方へ、半クラによる「焼け」を起こしてしまった事を改めてお詫びしますm(_ _)m。
[PR]
by masatonet | 2012-10-27 21:34 | ヒトリゴト日記