私の手記- memoir -です


by masatokunkeio

ホントにエロいのか新プリウス3

さて、新型プリウス(2015年モデル)が我が家にやって来て一週間経とうとしている。色はホワイトパール、モデルはAツーリングである。
地方都市なので、新型プリウスもあまり出回っていないと思いきや、意外とあちらこちらで見かける。まあ自分と同じ車はなぜか目に付くという現象はよく知られた事実であるが(笑)。メルセデスに乗っていた時もよく同じ型のメルセデスと出会っていたし。実に不思議な現象だ(笑)。

今までプリウスは二台新車を乗換えてきて、今回で3台目の新車プリウスなのだが、今回は特に「200万円台」の車として、まさに圧倒的なコストパフォーマンスであることは断言できる。このプリウスをさらに静音化してレクサスブランドで400万円で売っていては、正直バカしか買わない。400万円出すなら、レクサスではなくメルセデスを買うべきだ。物の価値とはそういうものである。最もメルセデスでなくレクサスを買うなら、800万円クラスからである。巷ではこの新型プリウスとレクサスを比較して悦に入っている輩がいるが、笑止。価格帯が違いすぎる。出来の悪い小学生のような比較をネット上でバカみたくする人達は、もう一度アンパンマンの塗り絵から出直した方が良いだろう。

さて、少々興奮しすぎたようだ(笑)。
まず、実際この新型プリウスを所有してみると、メルセデス所有時代を思い出させる「運転前のワクワク感」が沸き起こってくる。そして、ドライブ中の操舵感や安定感はもはや「プリウス」ではなく、なんだか別の車のような、、というと先代オーナーに悪いような気がするが、、、プリウスという名前で売らなくても良かったようにも思えるほど、見違えている。運転席のシートヒーターボタンの下にさり気なくある「助手席シートヒーターランプ」などの「異常なほどのきめ細かいインジケーター」などはどう考えても高級車のノリである。運転席からは助手席側のシートヒータースイッチが死角で見えない故の配慮だ。
それだけではない。

スマートエントリー時に「ピッピ!」と鳴り響く解鍵のビープ音をOFFに出来る。
これ、ホント何気ない事だが、この様なユーザーフレンドリー仕様などは、所謂高級車なら「至極普通」のことだが、大衆車では稀。「まあ気になっても’仕方がありません’から諦めて順応して下さい、嫌なら乗らないで下さい」という、いい意味で「諦観」、悪い意味で「妥協」が山ほど有る訳だが、今回の新車プリウスにはそのような「妥協」がない。見当たらない。
乗り心地や静音性を先代からちょっと高めて、バタバタ慌てて発売された車でない事はもはや疑う余地はない。最もやり過ぎ感もあるくらいで、車内時計の設定程度でも年寄りには困難ではないかと思えるほどにファミコンゲームのような操作が必要になる。

ナビも9インチを奢り、自慢のヘッドアップディスプレイ中にナビ情報が表示されるという、どの角度から見ても「21世紀の安価な大衆車」であることは間違いない。スピードメーターの横のフルカラーTFTディスプレイを始め、9インチナビ全画面、そしてフロントガラスに浮かび上がっているヘッドアップディスプレイの「3つの画面に全て同時に」ナビ情報が表示される。いやはや10年前からクラウン等の高級車にはそのような装備があることは知っていたが、プリウスのような大衆車にそのような「これでもか!システム」が標準装備されるとは、、、時代の流れは凄まじく早いと痛感。

話は少しズレるが、最近BOSEというアメリカのスピーカーを購入した。コンピューターミュージックモニターM2というモデルで4万円しない。一般的にいうと決して安価なスピーカーではないが、オーディオにしめて1000万円近くかけて来た人間からすると「ケーブル1本分」の値段くらい安価である。(もはや金銭感覚が崩壊しているのであって、むろんこの感覚が正常ではないわけだが)
このBOSEが、まあ、実にいい音がするのである。パッシブラジエーターが2個(左右計4つ)使われているので、手のひらに載るサイズなのに低域が気持ちよく響く。長年300万越えのイタリアのスピーカーを使っている自分がなんだが、、、、とっても悔しく(笑)なってくるほど、たかが4万円足らずのBOSEの音は良い。決して大げさではない。それくらい技術の進歩とは「恐ろしい」のである。

今回の新車プリウスは、2、300万円台の外車、特にドイツ車をターゲットにしていると聞く。ドイツ車に20年以上乗ってきた身からすると、実に挑戦的な、好戦的な売り文句だ。

そして、実際に乗ってみると、試乗でなく、所有してみると、いやはや実に凄まじい車だ。極めて個性的なフロントデザインから始まって、かなり挑戦的なリアデザイン。インテリアの質感は大衆車であるが、実に気楽で感じが良い。ビトンでもグッチでもないユニクロタッチだ。さりげない所も抜かりがない。実にニクイ、エロい仕上がり(笑)である。

そして、一度走り出すと、やはり、、


これが
ホントに
300万円しない車か!

と思ってしまうのである。たかが極東の島国が、
イエロージャップが、
小日本(シャォリーベン)が、
アジアの敗戦日本サルごときが、
やってくれるは、やってくれるは。
我ながら日本人である事が誇りに思えてくる、そんな車である。悔しかったら、この車を200万円台で「大量生産」してみろ!を世界中に叫びたくなってくる。

繰り返す。
これが300万しない車なのだ。

これが300万円でも400万円でもし始めたら、全くダメだ。
意味がない。

これにベンツマークやアウディマークがついて、もうちょっとデザインを「’独’らしく」したら800万以上するのではないだろうか。乗り心地からすると、ひと昔(5年程度より以前)の高級車である。

装備は革シートを除けば、まさにフル装備。車体全方位をキャッチする安全センサーが、街中の駐車場に入る度に「ピーピーピピ!!」と鳴り響く(当然OFFに出来るが(笑))
特に我が家はテストパイロットだった祖父がまさに「至難」ともいうべきガレージを作ったので、その中に停めようものなら、新型プリウスのセンサーがまるで「狂ったように騒ぎ立てる」始末である。先日はTFTディスプレイに赤色で「ブレーキ」!!!!!!と表示された、、それほどギリギリサイズの自宅ガレージなのである。後にも先にも、40年以上使う自宅ガレージで衝突用安全センサーが作動したのは初めてだ。そこにクラウンやらセリカやらメルセデスを停めていた訳だから、もう誰もが驚愕していた訳だ。

とにかく、
輸入車は総じて覚悟しなくてはならないだろう。

何を覚悟するのか。
高い物が即ち良い物である時代は終焉を迎えたのである。
「迎えようとしている」のではない、「迎えた」のだ。
いつまでも高く売れば見栄で買ってくれるほど、「審美眼」持った金持ち達は優しくはない。

価格破壊とは100円ショップのことではない。
価格破壊とはまさに「200万円で買える高級車の質感」である。

研究開発費を世界一かける企業が本気になった。
日本の自動車業界の夜明けが、この新型プリウスを機に、まさに始まろうとしている。

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by masatonet | 2016-01-28 22:50 | ヒトリゴト日記