Sony DSC-F828とPanasonic FZ20の比較

今回思っていもいない機会に恵まれました。
発売当初から気になっていたデジカメを試すチャンスをgetしたのです。
売り場内ではメモリーが入ってなかったり充電されて無くて動作しなかったりと両機種を十分に使うことが出来ない。その点、持って帰ることが出来た今回は、またとない

「購入前の徹底比較」

だったのです。

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ソニー製の800万画素を誇る、4CCDデジカメDSC-F828。レンズ可変なのでどのようなアングルでも楽な撮影姿勢を維持したまま撮影が出来る。それにソニーのデジカメでは珍しくメモリースティック以外の記憶媒体に記録できる。4CCDなので解像度は抜群。しかしやや緑色を強調した色合いになっているようだ。

さて、早速実際に色々と使ってみた。

起動時間及び各機能への切り替え・・・
まあ気にならない程度。以前ソニーのデジカメを使っていたせいか各機能のアクセスへは「全くストレスが無く」使えた。多くあるデジカメの中でソニーのデジカメはこの辺りの作り方が実に上手い。長年ビデオカメラで養ってきた経験によるものだと思う。

撮影時・・・・
ズームが手動で出来るためリング部分をササッと回せば一気に200mの望遠風景を撮影することが可能。この点は素晴らしい。それに圧巻はマクロ撮影だ。最高2cmまで被写体に近づいて撮影ができる。花のマクロを撮るのが大好きな私には貴重な機能だ。ボケの感じもティースターカールツァイスならではの説得力!! しかし記録に少々時間が掛かる。つまりレリースラグが大きい。この辺はソニーのデジカメらしい。いい絵は撮れるが肝心のレリースラグがあっては、写真撮影で一番大切な「シャッターチャンス」を逃してしまう。これは非常に問題。また、手ぶれも多々起こる。特に上手くカメラ全体をホールド出来ずに撮影すると大体ブレてしまう。逆にカメラ自体のホールド感は非常によいのでしっかり構えて撮影できるならかなりの低シャッタースピードでもブレない。テレ時にはやはりブレが目立つようだ。

感想・・・・
使ってみて、いろいろ感じたが結局「手ぶれ」と「レリースラグ」にめげた。特にレリースラグは改善してほしい。あれでは動作が速い被写体を撮影できない。このごとくシャッターチャンスを逃してしまう。他の部分、画質や解像度、操作性は全くと言っていいほど快適そのもので、問題を感じない。ツァイスならではの絵にも納得がいく。

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次にパナソニック製の500万画素をデジカメFZ-20。なんといっても手ぶれ補正がついていて光学400m望遠。しかもF値が全域2.8という信じられないかカメラです。極めつけは搭載レンズがライカのエルマリート。知る人ぞ知るレンズだ。明らかにソニーのツァイスに向こうを張っているようだ。P-828に比べても値段は圧倒的に安い。

起動時間及び各機能への切り替え・・・
起動時間は長い。撮影したいときにはあらかじめ電源を入れておかないとシャッターチャンスを逃しまくることになる。中のレンズが移動してテレからワイドになっていよいよ撮影可能。う〜ん長いよ〜!! また、マクロモードをはじめ各機能へのアクセスはソニーのデジカメに劣っているようだ。意外とやりにくい。それにモタモタしているように感じた。操作に慣れると、モタモタしたカメラの動作が一層気になる。

撮影時・・・・
ズームがちょうどコンパクトビデオカメラのようにレバーで行う。モーターでテレまで、実にゆっくりともっていく。素早く被写体をアップしたいときには苛立つこと極まりない。また、マクロ撮影がP−828に比べると貧弱だ。上手くピントが合わない。AFピントが迷うこともしばしば。MFに切り替えて、リングを使ってマニュアルフォーカスをする。被写体の中心部分のみが2倍にアップされてピント合わせが非常に楽だ。この機能はすばらしい。だが、リングが右回しにも左回しにも無限に回るので、少々困った。
とは言っても、何をさておき今まで上げてきた欠点を一気に吹き飛ばしてくれる機能がこのカメラにはある。それが「手ぶれ補正」なのだ。テレ時でもほとんどブレない。ま、まさに感動そのもの。

「うわ〜。ボクってこんなに上手いんだぁ」

と何度思ったことか! 

それに圧巻は400m望遠だ。ソニーP828の200mなんて目じゃない。凄まじい迫力だ。画質を気にしなければデジタルズームを併用すると1000m以上のズームを手に入れることが出来る。これはデジタルカメラの圧倒的勝利を意味しているようにも感じる。
とにかく、光学でも400m望遠は凄い。バックに簡単に入れることが出来るカメラで光学400m望遠が付いているなんて、信じられない。一眼レフだったら絶対三脚がいる大きさのレンズになってしまうのと同時に、このFZ-20の本体が数台買えてしまう。
それに、P−828と比較してはじめて実感したのだが、このF−20はレリースラグがほとんど無い。これは素晴らしい。サクサク撮影することが出来るのだ。ラグがないので一度時間が掛かる起動時間をクリアーしたら、自分が撮りたいときに、まさにベストタイミングで撮影することが出来るのだ。

「よし、い、いまだ!!」

この時、全く思った通りシャッターが切れるFZ-20。
ほんのちょっと遅れるP−828。

二度とないシャッターチャンスをこよなく愛する私がどちらのデジカメを購入したかは皆様のご想像にお任せする。
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by masatonet | 2005-05-01 21:15 | 写真(Photo)