私の手記- memoir -です


by masatokunkeio

重厚長大?それとも軽薄短小?

モノを考える際に、それが重厚長大かそれとも軽薄短小かは今大きな問題ではないかと思います。
重厚長大とは文字通りその物が重く、厚く、長くて大きいものですから必然的にスマートな物品にはなりません。車でしたら大型車、大型冷蔵庫、大型洗濯機などといった「大型」が付く物の全てがこれに当てはまります。パソコンでしたら大型ディスクトップ機、カメラでしたら一眼レフなど。。
軽薄短小はその全く逆です。車でしたら軽自動車。一人暮らし用の小型洗濯機、小型冷蔵庫などといった「小型」がつくものです。パソコンでしたらモバイルパソコン、カメラでしたらコンパクト機。

昔、大型がやたらもて囃される時代がありました。小さい物をわざわざ大きく見せて「デラックス」などとうたって販売する。出来るだけ重厚長大に仕上げる。重厚長大即ち高機能、高性能であったわけです。
しかし時代が変わり、重厚長大が必ずしも高性能で高機能であるとは限らなくなった。それに一躍買ったのがあのソニーウォークマンでした。小型でありながら高品質、高性能であったのです。
それからみるみる軽薄短小であっても高機能であり高性能である品物が埋め尽くしました。

カメラの世界も例外ではありません。
小さく薄くても、大きなレンズを持つカメラに引けを取らない写真を撮ることが出来る。いや、実際は大きい方がやはり良いのですが、総合評価になるとどうしても小さい物に軍配が上がる。理由は簡単で、軽薄短小なものがより高性能になって多機能になって、かつ薄利多売で利用者が増えてきたからです。携帯電話のカメラなんかがそれで、みーんなカメラ付き携帯をもっている。カメラを忘れても携帯電話は忘れない。しかも、取りあえず写真が撮れるから十分。従って携帯電話のカメラで事足りる訳なのです。観光地に行くと携帯電話のカメラで写真を撮っている人の多いこと多いこと。撮った写真をメールで友達に送るのだからますます携帯電話カメラが流行るのも容易に理解できます。

挙げ句の果てには重厚長大はダサイ! 軽薄短小はカッコイイ!なんてことまで言われる始末。時代はますます軽薄短小を重視していくでしょう。SOHOなんて発想も軽薄短小に基づいているのでしょう。

100円ショップも軽薄短小。コンビニも軽薄短小。え?!ちょっとジャンルが違うんじゃない?と思われるかもしれませんが、そうではありません。私たちはすっかり軽薄短小的発想に、その利便性に、その「省エネ」に錯覚してしまっているです。
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by masatonet | 2008-02-16 13:30 | ヒトリゴト日記