カテゴリ:Macフリーカー( 45 )

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 アップルは昔から「発表日(実質は発売日のようなものですが)と発売日が違う」会社ですね。それに「突然、新製品の発表をしたり、出荷情報を突然流したり」とアップル社の秘匿主義には頭が上がりませんが、PowerMacのように高額な機械の場合は、前もってある程度の情報を教えてもらった方が消費者側にとって楽なのですが(苦笑)。また、いつものことですが「通一遍な宣伝(前のモデルより早くなったとか、驚きますとか、素晴らしいとか等)をやめてもっと具体的なデータを載せて欲しいものです。前モデルより早くなるのは「周知の事実」ですから。仕様のページをもっと充実してほしいのです。エントリーモデルならまだしも、プロユースのモデルなら「仕様」をしっかり載せて欲しいものです。アメリカ本土のアップル社のページには結構詳しく載っていますが、肝心の日本アップル社の情報はいつも「時間に追われている感」が否めませんね。

 さて、発売後も今回のPowerMacG5Quadも例にもれず発表は先週末(2005-10-21)でしたが発売は11月上旬。実はこの「上旬」というのが曲者で下手をすると11月末あるいは12月上旬とドンドン延期される可能性もあります。
このQuad、店舗に電話予約しましたが、兎に角早く手に入れたいマシーンです。べつにIntelMacの噂に感化されているのではなく、現在使っているマックが(G4の初代)ボチボチ限界かと(自分で勝手に決めているのですが)と思うからです。
 巷では、PowerPC搭載のMACの最後になるのではないかという噂が頻繁に流れていますが、少なくとも後1回はPowerPCのPowerMacG5が出ると私は思います。(根拠はありませんが(笑))理由は明白で、もしIntelMacになってしまうと今までのソフトの動作問題と周辺機器との問題が絶対起こってくるでしょう。サイドもある程度の準備が必要です。ですからアップルは「そう簡単にIntelCPU搭載のMacを発売できない状況」にあると思います。

 今回の新PowerMacはデュアルコアCPUを初めて搭載しました。デュアルコアCPUとは「一つのCPUの中に2つCPUが入っている」優れもので、Windows系でしたらPentiamDというプロセッサーと同じようなチップのようです。ですから、一つのチップしか入っていないのに「デュアルCPUと全く同じ動作が出来る」ので、消費電力および発熱量が抑えられるメリットがあるようです。従って本体の動作音(冷却ファン等の音)もそうとう静かになるのではないかというのが私の最大のねらいで、今私の傍らで動いている「PowerMacG4 Cubeの呪縛からやっと解き放たれる時がきたか」と思っているのです(笑)。
(ちなみに、PowerMacG4Dualも持っていますが動作音がうるさすぎるのでほとんど使っていません(爆))

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 PowerMacG5Quadは、なんとデュアルコアCPUが2つ搭載された「現時点でのモンスターマシーン」になっています。通常のCPU個数で数えると「4つ」のCPUが搭載されたパソコンということになります。Windows(DOS/V)系マシーンでは2つのデュアルコアCPU搭載機は自作でも難しいと聞きました。当然メーカー品にはありません。その意味では2つのデュアルコアCPUを搭載したパーソナルコンピューターは、このPowerMacG5Quadが初めてになるのです。どのくらいのスピードになるのか気になりますが、なんども実際手に入れてから色々試してみようと思います。
思えば、、、たしかに! G4マシーンといえども、OSXを使うと、シングルとデュアルでは、デュアルCPUの方が圧倒的に早いことが実感できますので、もしそれが「4つ(Quad)」になったら相当な数のマルチタスクを吹っ掛けても「サクサク動くのではないか」と期待しています。


 DVDのエンコーディングをしながら、iPhotoでかなりの枚数の写真を整理しつつ、iTunesで音楽を聴き、Photoshopで写真を編集し、それをillustlatorで作り替え、Flash化してネット上でチェックする。またその最中にイメージスキャナーからネガフィルムの連続取り込みをしつつ・・・・・同時にClassic環境を立ち上げ、カラーマッチング問題のために旧Classicアプリを使ってプリンターからデーターを出力する、以上のようなことをしながら、RemoteDesktop2で別室のMacをコントロールする。。。(まだまだつづく(笑))


と、まあ、こんな感じのことをしても「余裕だね(^o^)」と言わんばかりにサクサク動いて欲しいのです(笑)。現時点の私が所有するMac達では「せいぜい2、3つまで」しか同時に出来ません。とくにバックグラウンドで動作がゆっくりとしかできない作業をさせている時、それ以外のメイン作業スピードが引っ張られるようでは「むむむむむ!! 遅い! おそすぎる!!!」となって非常にストレスを感じてしまうのです。これではOS自体がいくら「マルチタスク」を前提とした設計になっていても意味がないのです。

PowerMacG5Quadを購入後、また改めてレビュー致しますのでご期待!
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by masatonet | 2005-10-27 14:39 | Macフリーカー
カリフォルニア州サンノゼ発--IBMの新しいデュアルコアプロセッサ「PowerPC 970MP」には、可能な場合にチップの消費電力を抑える仕組みが複数導入されている。
 2.5GHzで動作する同チップは、Apple Computerが新たに出したPower Mac G5 Quadにすでに採用されており、2006年第1四半期にはIBMのブレードサーバにも採用される。

 デスクトップであれ、モバイルコンピュータであれ、あるいはサーバであれ、消費電力に対する懸念はますます大きくなっている。実際に、Intelは次世代チップアーキテクチャの最大の特長として、ワットあたりの性能の高さを大々的に売り込んでいる。

 Norman RohrerというIBMのエンジニアは、当地で開かれた「Fall Processor Forum」での講演のなかで、PowerPC 970MPには消費電力削減のための仕組みが数多く採用されていると述べた。

 Rohrerによると、PowerPC 970MPの大きな特長の1つは、2つのコアを動かす必要がな場合に片方を停止させられることだという。「コアを1つ停止させれば、消費電力を約半分に抑えられる」(Rohrer)

 同チップは動作周波数を半分あるいは4分の1まで落とすことも可能だ。そのため、最大消費電力が100ワットから約60ワットもしくは40ワットになると、同氏は説明した。

 さらに、同チップは低電圧モードでの動作も可能で、これによりさらに消費電力を削減できるという。また「熟睡」モードでは動作周波数を通常の64分の1まで下げることも可能だ。このモードでは、両方のコアが深いスリープ状態で待機することにより、プロセッサの消費電力は5ワットとなり、さらにコアが1つになら消費電力は3ワットになる。

 デュアルコアPowerPC 970MPは、IBMにとって初心回帰的な製品といえる。同チップの前身である「PowerPC 970」や「970FX」はシングルコアチップだが、これらは初のサーバ用デュアルコアプロセッサとして2001年にデビューした「IBM Power4」をベースに開発されたものだからだ。

 PowerPC 970MPは、各コアに1Mバイトの高速キャッシュメモリが搭載されている。Rohrerによると、キャッシュを別々に搭載することで、不要な場合は一方のキャッシュをプロセッサコアと一緒に停止させることができるメリットがあるという。1Mバイトものキャッシュがあれば、512Kバイトしかキャッシュの容量がないPowerPC 970FXと比較して、プロセッサの性能を大幅に向上させることができると同氏は述べた
元記事はこちら
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by masatonet | 2005-10-26 18:43 | Macフリーカー
***リモコン専用メニューまで表示可能な新型リモコン付きiMac***

 とうとうマックにリモコンが付きましたね。Apple remoteコントローラーと呼ばれる、そうiPod shuffleそっくりな形状を持ったリモコンでマックを遠隔コントロールすることが可能になりました。操作性能はなかなか良さそうですね。DVDプレイヤーとiTunes、そしてiPhoto等が遠隔操作できるようです。
 ソニーのVAIOは昔からリモコンを付けていました。「こんなたくさんボタンを付けて、実際使うの?!」なんて思えるほど多機能リモコン。恐らくほとんどの人が使わなかったと思います(笑)。しかし今回新型iMacに標準装着されたリモコンはいたってシンプル。アプリケーション切り替えのためのメニュー表示ボタンと再生ボタン、FFとREWボタン、ボリュームボタンです。大きさもコンパクト。パソコンを「限りなく家電へ近づけるため、そしてユーザー層を既存のパソコンユーザーだけにしないでTVユーザーへ広げるため」にリモコンを付ける。動画チャット用のカメラを標準装備させるなど、至れり尽くせり。値段も相当抑えられている。これだけ付けてこの値段かぁ〜と言った印象を受けます。ITバブルがはじけて来年はいよいよ氷河期! Apple社はiPodだけでその氷河期を乗り越えられるか、その不安が

Macintoshというクールなパーソナルコンピューターに、リモコンなどという「決してクールでない家電へのアプローチ」ものを付け、そのリモコン専用のメニュー表示まで作ってしまう

といった形で表現されたと言えます。私はかれこれPlusからマックを使っていますので20年以上Apple社製品を使っていますが、かつてのPerformaシリーズの苦い想い出を思い出させる今回のiMac。なんとしても「売れて欲しい」と願うばかりであります。




***動画再生が可能になったiPod***

 iPod Photoという製品がありました。実は私、そのユーザーなんです(笑)。(ちなみにiPodは4台持っていますが・・・)そのiPod Photoが出たときアップル社のCEOであるスティーヴ・ジョブズがMac EXPOで「iPodで動画を再生させることは全く考えていない」と公言していました。「写真表示こそがiPodに必要な機能」だとも言っていました。その公言からまだ2年ちょっと。今やiPod Photoはとうの昔になくなり、今回のこの騒ぎへ・・・。
 今回、その時の社長の公言を全く無視する製品が発売されました。流石にiPod Movieという名前にはなりませんでしたが、以前のiPodのカラー液晶を2周りほど大きくして解像度を上げ、動画(MPEG4等)を再生できるようにした「新・iPod」を発売。大きさは以前のより大きくなりましたが、厚みは相当薄くなりました。それにワイヤレスリモコン付きDock。ここのところアップル社は「リモコンにハマっているようで(笑)」今回出た新製品にはリモコンが付きまくりですよね(笑)。まあ、便利にはなったと思いますが。。。
 このラインナップからして、アップル社、かなり焦っていますね。iPodが飛ぶように売れて売れて、「ウヒヒヒヒ(^o^)」となっている同社は、iPodのデザインに限りなく似せたiMac G5を発売。それ程売れず、今回のリモコン事件へ(笑)。
ジョブズの発言を取り消すかのような、今回の新型iPod。動画再生を可能にしてソニー陣営に真っ向から対抗する姿勢。iPod miniをなくしnanoという画期的な薄さと軽さをもつ高容量フラッシュ型iPodをラインに入れ、ソニー陣営を圧倒。

つまり、本来Macintoshというパソコンを売らなくてはいけないアップル社が副業のiPod開発・販売によって支えられている昨今、深刻な問題、つまり

「アップルって、、、あ〜あのパソコン会社の・・・」

ではなく

「アップルって、、、あぁ〜あのiPodの・・・」

になってしまっているのです。実際、私のような往年のマックユーザーからすると「なんだか最近のアップルはパソコンを作っていないなぁ。RIOみたいにMP3プレーヤー販売会社になっちゃったかも」と思ってしまうイベント!?があまりにも多いのです。

そもそもアップル社は面白い会社で、売り上げを「合計金額」ではなく「個数」で示させるようです。つまり私みたいなエンドユーザーに対してマックに精通した店員が一生懸命説明して一台30万クラスのPowerMacG5を1台売ったとしても、イケメンだけでパソコンを全く知らないバイトの子が一台10万程度のiBookを2台以上を女の子達に売れば、そのバイトの子が褒められるという、なんだか変なシステムがあります。当然PowerMacよりiBookの方が単価が安いから売りやすいし買いやすい。コストパフォーマンスも良いから売れるに決まっている。PowerMacなんでバカバカ売れる製品ではないことは明白。一方iBookなんで誰が売っても「ある程度は売れる製品」なことも明白。しかし結果は、その「マックに精通した店員」が骨折り損のくたびれもうけになってしまうのです。当然、このシステムはiPodでも同じです。だからiPod Photoは発表されて間もなく姿を消した。うなずける結果と言うことなのです。
 とすると、エンドユーザーなんてどうでも良い、新規ユーザーをドンドン囲い込めという図式が出来上がってしまう。ここで起こる問題は、ただ一つ、

「エンドユーザーってなに?、新規ユーザーってなに?」なのです。


(つづく・・・)
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by masatonet | 2005-10-13 11:14 | Macフリーカー
サンフランシスコ発--Apple Computerが、MacへのIntel製チップ採用を決めたことで、Mac OS X以前に開発されたプログラムに対するサポート打ち切りの可能性が高まってきた。
 現行のMac OS Xでは、「Classic環境」を使ってMac OS 9用プログラムが実行できるようになっている。しかし、Appleが用意するコード変換用ソフトウェア「Rosetta」技術は、Mac OS 8やMac OS 9用に書かれたプログラムをサポートしないという記述が、Rosettaについて説明した文書のなかにある。

 Rosettaは、Apple CEOのSteve Jobsが米国時間6日に発表したコード変換用ソフトウェアで、同社によるIntelチップベースのシステムへの移行を容易にするためのもの。Mac OS X向けに書かれたプログラムのほとんどは、Rosettaを使うことで、IntelチップベースのMacでも動かせるようになるため、ソフトウェアがIntelチップ上でネイティブに動作するようにコンパイルされていなくても特に問題はない。

 Appleのシニアバイスプレジデント、Phil Schillerはインタビューのなかで、Classic環境に対する今後のサポートについては明言しなかったものの、「確かに優先順位は高くない」と語った。

 Schillerによると、Appleが実施した調査では、Macを新たに購入したユーザのうち、Classic環境の利用者はほとんどいなかったという。

 「Mac OS Xの最近のバージョンでは、Classicはオプションでインストールするようになっているが、これはごくわずかなユーザーしかそれを使用しないからだ」とSchillerは説明した。「新製品を購入したユーザーのうち、Classicの利用者がどれだけいるかを調査したところ、利用者はほとんどいないことがわかった」(Schiller)

 Apple関係者から、この件に関するそれ以上のコメントは得られなかった。

 Classic環境は、2001年のMac OS X登場に合わせて生まれたもので、Mac OS Xにネイティブ対応するよう書き換えられなかったプログラムを動かす目的で提供された。

 Intelチップへの移行は、OS 9のサポート終了につながるものだが、同OSの終焉についてはかなり前から予告されていたもので、たとえばJobsは2002年5月にすでにこのメッセージを開発者らに伝えていた。

 Appleは、Mac OS X発売後もしばらくは、OS 9搭載モデルの販売を続けていたが、これらは主に学校や一部の企業顧客向けの限定的なものだった。また、最近ではClassic環境を使うしかOS 9用プログラムを動かす方法がなくなっていた。

 ただし、Classic環境でプログラムを動かしているユーザが完全に取り残される心配はない。Appleは、今後2年間はPowerPC搭載マシンの販売を継続する予定で、少なくともその間はClassicアプリケーションを実行可能なマシンが買えることになる。
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by masatonet | 2005-07-15 19:09 | Macフリーカー
IBMは、エントリーレベルのサーバやPC向けに設計された2種類の新しいPowerPCプロセッサについて詳細を明らかにした。
 同社が発表した「PowerPC 970MP」は、G5プロセッサ搭載のMacintoshに採用されているPowerPC 970FXのデュアルコアバージョンにあたるもの。また同社はPowerPC 970FXの低消費電力バージョンをリリースすることも発表した。

 これら2つのチップに関する価格や発売日は明らかにされていない。なお両プロセッサの詳細は米国時間7日に東京で行われたイベントで発表された。

 PowerPC 970MPの設計で斬新なのは、2つの64ビットコアがそれぞれ専用の2次キャッシュメモリを1Mバイトずつ搭載している点だ。これにより、一方のチップの電源を切ってIBMが「doze(仮眠)」と呼ぶモードにしながら、もう一方のコアで作業が継続できるようになる。このテクニックは消費電力削減に役立ち、コンピュータの寿命も伸びると、IBMは説明している。なお同チップの動作速度は1.4GHzから2.5GHzとなる。

 Apple Computerの関係者は、同社がPowerPC 970MPを自社製品に採用するか、もしくは採用を検討するかどうかについてコメントを控えている。Appleは先ごろ、IBM製プロセッサの採用を中止し、今後はIntelチップをMacに搭載することを明らかにしていた。

 一方、低消費電力バージョンのPowerPC 970FXは、プリンタやデジタルビデオレコーダーへの搭載を念頭において考えられたもので、20ワット未満で動作しながら、動作速度は最高で2.7GHzとなる。

 IBMは、新プロセッサをさまざまな形で提供する計画であることを明らかにした。同社は、高性能ストレージデバイス、シングルボードコンピュータ、ネットワーク関連製品に加え、自社のBlue Gene/Lスーパーコンピュータのようなサーバクラスタでもこれらのチップを利用していくという。

 両プロセッサの発表は、IBMによるPower Architecture技術のプロモーションと関係している。同社はこれまで、IntelやAdvanced Micro Devices(AMD)が製造するx86ベースのシステムに代わるものとして同技術を位置づけようとしてきた元記事はこちら
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by masatonet | 2005-07-11 18:44 | Macフリーカー
Apple Computerは米国時間6日、Macに搭載するプロセッサをIBMのPowerPCからIntelプロセッサに切り替える計画を発表したが、これに対し、ウォールストリートの金融関係者らはあまり熱のこもった反応を示しておらず、この変更を賞賛する意見と懸念する声の両方が上がっている。
 Appleの計画に対する最大の理由として、証券アナリストらが挙げているのは、同社の顧客基盤の中核をなす忠実なMacユーザーのApple離れだ。これらのユーザーは、Appleに対してMacをWindows-Intelマシンと差別化することを期待しているが、チップが変更されればそれだけ差別化も難しくなる。また、Intelチップではプログラムの変更が必要になることから、Appleはソフトウェアの互換性に関する問題を抱えることにもなるかもしれない。

 「Appleにとって、Intelチップへの移行はリスキーだと思う」と、Prudential Equity Groupのアナリスト、Steven Fortunaは調査メモに記している。「Appleが、さらに大きな(潜在ユーザーを抱える)市場向けのプロセッサに切り替えれば、製品ロードマップに対する同社の管理力が弱まり、同社の提供する製品の価値が希釈される危険性が高い」(Fortuna)

 こうした懸念の影響から、6日午前のAppleの株価は約0.5%下落した。

 しかし、長期的に見ればこの計画のもたらすチャンスはリスクを上回るはずだと、アナリストらは述べている。たとえば、AppleはIntelチップへの切り替えによってMacの価格を下げることが可能になり、デスクトップやノートPC市場で競争力を高められると、彼らは指摘する。

 「Appleはシステムの価格を100ドル前後下げられるかもしれない。消費者向け製品の価格を下げられるのは、Appleにとって好ましいことだ」と、Banc of America Securitiesのアナリスト、Keith Bachmanは調査メモに記している。

 Intelチップに移行すれば、AppleはノートPCの性能とバッテリー駆動時間を改善できるかもしれない、とBachmanは指摘する。また、IntelのほうがIBMよりもAppleに安定したプロセッサの供給を行える可能性があるうえ、Intelチップ採用によって多数のソフトウェア開発者がAppleに関心を持つようになるかもしれない、とPiper JaffrayアナリストのGene Munsterは自らの調査メモに記している。

 この報道を受け、Intelの株価は約17セント下落した。IBMの株価も同様に63セント下がっている。両社の株価の下落率はともに1%未満だ。

 IBMは、MicrosoftのXbox 360やソニーのPlayStation 3、任天堂のRevolutionに、それぞれプロセッサを供給する契約を結んでいる。AppleのIntelチップへの移行によるIBMの損失はこれらの契約で相殺される可能性が高く、IBMにとって大きな痛手にはならないだろうと、アナリストらは述べている。
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by masatonet | 2005-06-20 19:18 | Macフリーカー
 Apple Computerが、IntelのチップをMacに採用するとの決断を下したことに対するベンダー各社の反応は2つに分かれており、一部には喝采を送るところがある一方、この動きに嘲笑する声も上がっている。
 Apple最高経営責任者(CEO)のSteve Jobsは、米国時間6日に行ったWWDCの基調講演のなかで、大規模なプラットホームの変更は有益なだけでなく、Appleの成功に不可欠であると開発者に説明したが、これに対して、Intel CEOのPaul Otellini、Adobe CEOのBruce Chizen、およびMicrosoftのMacintosh Business Unitでゼネラルマネージャーを務めるRoz Hoらは、いっせいにコメントを寄せた。

 「ずいぶん時間がかかったものだ」とChizenは皮肉を込めて語りつつ、しかしAppleあってのAdobeだと付け加えた。同氏はまた、Mac版Photoshopを含む「Adobe Creative Suite」の今後について、PowerPCとIntelプロセッサの両方をサポートするバージョンを開発する計画があることを発表した。

 Appleは、2007年末を目標に、すべてのMacに搭載するプロセッサを、IBMとFreescale Semiconductorが供給するPowerPCから、Intelチップに徐々に移行することを発表した。

 MicrosoftのHoは、同社が「Xcode」と呼ばれる開発ツールをAppleと共同で開発中であること、そしてAppleのユーザベースをサポートする同社製品の統一的なバイナリの作成を計画していることを明らかにした。Microsoftはまた、AppleとIntelの新しい協力関係に基づいて、「Microsoft Exchange Server」が持つ機能の多くをMacプラットホームにも提供できるようになると見込んでいる。

 一方、すべてがバラ色とならなかったのはAMDだ。最大のライバル企業がMac環境の再編に関わる契約を獲得したことについて、AMDでは複雑な反応を示している。

 AMDの広報担当者は、今回の動きについて、「Appleが、今後のMacintoshの基盤として64ビットのx86コンピューティングソリューションを選んだことが、これで証明された」と述べ、さらに「Appleは最良の選択をしたとはいえない」と付け加えている。

 「われわれは、Appleの顧客に対して最も革新的なプロセッサソリューションを提供する機会を歓迎するだろう」とAMDは述べた。AMDが選考対象にならなかった理由については、このAMD広報担当者からも、Apple幹部からもコメントを得ることはできなかった。

 Appleとの契約を失ったにもかかわらず、IBMとFreescaleはどちらもこのニュースから打撃を受けた様子はない。
 「われわれは、20年以上にわたってAppleと取り引きしてきており、この件も突然知らされたわけではなかった」と、FreescaleのTim Doke(同社コミュニケーション担当バイスプレジデント)は述べている。「互いに違う方向を目指す時が来たようだと理解していた」(Doke)

 Dokeによると、Freescaleの総売上高に占めるAppleの割合は約3パーセントで、ウエハ生産量では2パーセントにしかすぎないという。Freescaleは、iBookおよびMac mini向けとして、さらに高速で消費電力が少ないG4プロセッサをもうしばらく製造する約束になっていると、Dokeは付け加えた。

 「このニュースには良い面もある。それは、Apple向けチップの研究開発費を、他の目的に振り向けられるようになったことだ」(Doke)

 Appleから見切りをつけられたIBMは、G5プロセッサの製造に関する契約を失ったが、それでも夜眠れなくなったりはしないと述べている。

 「IBMでは、Power ArchitectureをPC以外の分野でも採用させるために積極的に動いており、その成果は先ごろソニー、Microsoft、任天堂の各社が発表した次世代ゲーム機への採用にも現れている」とIBMの広報担当、Glen Brandowは述べている。

 IBMとFreescaleの両社は、不要になったApple向けPowerPCの製造能力を、自動車で使用されるテレマティックスシステムなどの成長分野向けに転用することを検討している。また、Freescaleは、通信用基地局で使われるプロセッサなどに特に興味を示していると述べている。元記事はこちら
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by masatonet | 2005-06-13 19:04 | Macフリーカー
Apple ComputerによるIntelチップへの乗り換えについて、先月Wall Street Journalが両社の交渉を報じて以来、アナリストや業界関係者、一般ユーザーの間では、これに対する怒りや懐疑、容認など様々な反応が巻き起こっていた。
 以下は、米国時間6日に行なわれたAppleの正式発表の直前/直後になされたコメントの一部である:

 「全く馬鹿げた話だ。IBMとFreescaleのプロセッサは、Intelから出ている同等のチップに比べて、遥かに低価格だ。おそらく、平均すれば半値以下だろう。PowerPC G5プロセッサはPentium 4に比べて小型かつ効率的であり、またIBMにとってAppleはG5を大量に購入してくれる唯一の顧客だ」(Envisioneering Groupアナリスト、Peter Glaskowsky)

 「Appleにとって、Intelチップへの移行はリスキーだとわれわれは考えている。同社が、さらに大きな(潜在ユーザーを抱える)市場向けのプロセッサに切り替えれば、製品ロードマップに対する同社の管理力が弱まり、同社が提供する製品の価値が希釈される危険性が高い」(Prudential Equity Groupのアナリスト、Steven Fortuna)

 「現在販売されているアプリケーションの数は、Windows向けのほうがMac向けよりも多い。チップの切り替えによる影響は、おそらく(Mac用アプリケーションを開発している)独立系ソフトウェア会社ISVのコミュニティが大混乱に陥るため、(Apple向けアプリの開発速度が)低下することくらいだろう。しかし現在は(以前に比べ)様々なネットワークの使用法に関するトレーニング、知識、管理が豊富に存在する。では、何が変わるか。それは私にも分からない」(Microsoft CEO、Steve Ballmer)

 「(Appleが)本当にそんなことをするなら、私は驚き、あきれ、懸念するだろう。今度アーキテクチャを変更したら、Appleは市場シェアを維持できるのかが疑問だ。アーキテクチャを変更するたびに、同社はさらに多くの顧客を失う」(Insight 64のアナリスト、Nathan Brookwood)

 「これは、パーソナルコンピューティング業界と家電業界を揺るがす大転換だ」(Envisioneering GroupのRichard Doherty社長)

 「もっとも仲の良い友人2人が結婚することになったが、それが自分にとってどういう意味を持つのかわからない、といった感じだ。複雑な気持ちだ」(Matthew WoolrumsというWWDC参加者)
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by masatonet | 2005-06-10 19:00 | Macフリーカー
サンフランシスコ発
--Apple Computerは、長年にわたってIntelチップ搭載PCからMacへのスイッチを人々に勧めてきたが、今度は自らがIntelチップに乗り換えることになった。
 同社CEOのSteve Jobsは米国時間6日、Appleが今後2年をかけて、Macに搭載するプロセッサを徐々にIntel製チップに移行していくことを発表した。この動きは、CNET News.comが最初に報じたスケジュールと合致している。

 Jobsは同日、Appleが当地で毎年開くWorldwide Developer Conference(WWDC)に参加したMacプログラマを前に基調講演を行った。同氏によるプロセッサ切り替えの発表は、この基調講演の中心となった。今年はおよそ3800人の参加者が見込まれているWWDDは、Appleが例年新製品を発表する場となっている。

 Jobsは基調講演のなかで、実はAppleがMac OS Xの開発に着手した5年前から、すべてのバージョンをIntelプロセッサでも動かせるようにしていたことを打ち明けた。

 「Mac OS Xには、実は5年前から人には言えない秘密があった」(Jobs)

 Macの誕生以来、Motorola (現在のFreescale Semiconductor)およびIBMのプロセッサを採用してきたAppleにとって、Intelチップへの切り替えは世紀の大転換となる。しかし、同社がアーキテクチャを変更するのはこれが初めてではない。1990年代には、Motorolaの68000系チップから、MotorolaとIBMが共同で開発したPowerPCに、MacのCPUを切り替えていた。

 Jobsはまた、Mac OS 9からMac OS Xへの移行作業には非常に大きな労力を要したと述べた。同氏によると、Unixベースのシステムへの移行は大転換だったという。「脳の移植手術のようだった」(Jobs)

 この基調講演で、JobsはMac OS X「Tiger」がIntelチップ搭載マシン上で動く様子を見せるデモを行った。「朝からずっとこのインテルシステムを走らせている」(Jobs)

 AppleがPowerPCからIntelチップへの切り替えを決断した理由を尋ねられたJobsは、過去の問題とPowerPCのロードマップの2点を挙げた。同氏は、強力なラップトップに必要とされる低消費電力と高性能という2つの要件を、PowerPCでは満たせないと指摘した。

 Jobsは2年前、同じWWDCの基調講演でG5プロセッサを搭載した初めてのPower Macを発表したが、その際に同氏は12カ月以内に3GHzの(チップを搭載した)PowerMacを発売すると聴衆の開発者らに約束していた。しかし、それほど高速なマシンはまだ実現されていない。「われわれはずっと(3GHzのPowerMacを)発売できずにいる」(Jobs)。加えて、AppleはいまだにG5チップを積んだラップトップも発売していないが、Jobsはこれについて「多くの人々が待ち望んでいると思う」ものだと述べた。

 Jobsは、今後数カ月で状況が好転するとは思えなかったとし、IBMの描いたPowerPCのロードマップでは性能/消費電力比がIntelの同等のチップと比較して約5分の1しか達成できないと説明した。

 Jobsによると、Appleは今後数年間に多数の製品を投入していく計画を思い描いているが、「PowerPCの今後のロードマップでは、どうすればそれらを実現できるか分からない」という。

 Jobsはさらに、OS関連で必要な作業は大半が終了しているが、ソフトウェア開発者は自らの手がけるアプリケーションをIntelベースのマシンに対応させる作業が多少必要になってくると付け加えた。



コード変換ツールによる支援・・・
 チップの変更に伴って必要とされるソフトウェア書き換えの作業量は、数日間のチューニングから数カ月におよぶ書き直しまで、プログラムの開発に利用したツールによって異なってくる。

 ウィジェットやJavaアプリケーションなど、基盤となるチップとは隔離された一部のソフトウェアは何の変更もなく動作すると、Jobsは説明した。

 いずれMac用アプリケーションの開発者は、1度プログラムを書くだけで両方のチップ上で動作する汎用バイナリを生成できるようになる。

 一方、Appleでは「Rosetta」というコード変換ツールを用意している。これを使えば、PowerPCチップ用に書かれたプログラムが、Intelベースのマシン上で動作するようになる。ただし、「すべてのアプリケーションが最初から両方のチップ上で動作するわけではない」とJobsは説明した。

 Microsoftのある幹部によると、同社はMac版Officeの将来のバージョンを汎用バイナリのものに切り替えるという。またAdobe SystemsのCEO、Bruce Chizenも参加した開発者に対し、同社が「間違いなく」Appleの移行をサポートすると約束した。

 「なぜこの決断を下すまでに、これほど長くかかったのか。いまはSteveにその理由だけが聞きたい」(Chizen)

 Jobsはさらに、次期バージョンのOS X(コード名「Leopard」)を2006年後半から2007年初頭にかけてリリースすることを明らかにした。同氏によると、これはMicrosoftの次期Windows(開発コード名「Longhorn」)と同じタイミングになるという。MicrosoftはLonghornを2006年後半までにリリースすることを明らかにしている。

 Jobsのプレゼンテーション後、AppleのシニアバイスプレジデントPhil SchillerがMac上でWindowsを動かす問題について説明を行った。同氏によると、AppleではIntelチップを搭載したMac向けにWindowsを販売/サポートする計画はないという。

 「これは、サードパーティーがそうすることを妨げるものではない。おそらくどこかが対応してくるだろうが、われわれがそれを邪魔するようなことはない」(Schiller)

 しかし、Schillerは、他のコンピュータメーカーのハードウェア上でMac OS Xを動かせるようにする計画は同社にはないと言明した。「AppleのMac以外でMac OS Xを動かすことは認めない」(Schiller)元記事はこちら
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by masatonet | 2005-06-07 18:36 | Macフリーカー
CNET News.comが入手した情報によると、Apple Computerは米国時間6日に、IBMとの提携関係を解消し、代わりにIntel製プロセッサを同社のコンピュータに採用することを発表する。
 Appleは1994年以来IBMのPowerPCプロセッサを採用してきたが、今後は徐々にIntelチップへの移行を進めることになると、同社の状況に詳しい複数の情報筋が述べている。これらの情報筋によると、Appleはまず2006年なかばに、Mac miniなどローエンドのコンピュータでIntelプロセッサへの切り替えを行い、Power Macなどハイエンドのモデルも2007年なかばには移行する予定だという。

 この発表は米国時間6日からサンフランシスコではじまるAppleの「Worldwide Developer Conference(WDC)」で行われるとみられている。WDCでは同社CEOのSteve Jobsが基調講演を行うことになっている。このニュースの発表の場としては、WDCはうってつけの機会といえる。なぜなら、チップが変更になれば、プログラマーは新たなプロセッサの機能を最大限に活用するために、ソフトウェアを書き直さなくてはならないからだ。

 この件に関して、IBM、Intel、Appleの各社はコメントを差し控えた。

 米Wall Street Journal紙は先月、AppleがIntelプロセッサへの切り替えを検討していると報じていたが、しかしチップの変更はAppleにとって困難でありリスクを伴うとして、多くのアナリストがこの可能性に懐疑的な考えを示していた。

 こうした懐疑的な見方は依然として消えていない。「Appleがもし本当にCPUを切り替えるとしたら、わたしはびっくりして目を回し、そして心配になるだろう」と、Insight 64のアナリスト、Nathan Brookwoodは述べている。「Macのアーキテクチャが再び変更になった場合、Appleの市場シェアがどうなるのかがわからない。同社はアーキテクチャを変更するたびに、ユーザーとソフトウェア開発者を失っている」(Brookwood)

 Appleは1990年代に、Motorolaの6800系プロセッサから、MotorolaとIBMが共同で開発したPowerシリーズへの切り替えを成功させている。このときも、刷新された新しいプロセッサのパフォーマンスを最大限に活かすためにはソフトウェアを書き直す必要があったが、ただしエミュレーションソフトを使って新しいマシン上でも古いプログラムが動くようになっていた(MotorolaからスピンオフしたFreescaleは現在、AppleのラップトップやMac Mini向けにPowerPCプロセッサを製造している)。

 AppleとIBMとの関係は、これまでに何度か不安定になったことがある。Appleは以前に、IBMのチップ開発が遅いことを公に非難したが、IBMはこの問題を解決済みだとしていた。今回の提携に詳しい情報筋によると、最近はPowerPCプロセッサのシリーズ拡大を求めるAppleの要望に対し、IBMが少量生産ビジネスの収益性に懸念を表明しており、これがIntelとの提携に弾みを付けたという。

 Appleは何年も前から、IntelやAdvanced Micro Devices(AMD)と提携の可能性について意見交換を行っていたと、複数のチップメーカー関係者が明らかにしていた。

 今回、Appleには1つ強みがある。それは、Mac OS XがベースとするオープンソースのFreeBSDが、すでにPentiumなどのx86チップ上で動作しているという点だ。また、Jobsは以前、Mac OS Xはx86チップ上でも簡単に動かせると語っていた。

 今回のチップ変更により、Appleの今後の戦略に対する疑問も浮上してくる。同社はIntelベースのPC陣営に加わるにあたり、Mac OS Xをどのベンダーのコンピュータ上でも動くようにするのか、それとも自社のマシンだけに限定するのかという基本的な選択を迫られることになる。

 Sageza Groupのアナリスト、Clay Ryderによると、Appleとの提携解消でIBMは評判を落とすことになるが、それでも同社はMicrosoft、ソニー、任天堂の各社が今後発売するゲーム機にPowerファミリーのプロセッサを提供することで、この損失を補えるという。

 「その莫大な量を考えれば、ゲーム機向けのビジネスのほうが大きいはずだ。しかし、知名度の高い顧客を失えば、数字には表せない打撃を被ることになる」(Ryder)

 ただし、実際には、IBMは「Power Everywhere」というマーケティングキャンペーンを展開し、Powerプロセッサを幅広い機器に搭載しようとしている。同チップはネットワーク機器からIBMのサーバ製品、そして世界で最も強力なスーパーコンピュータ「Blue Gene/L」にまで採用されている。元記事はこちら
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by masatonet | 2005-06-04 18:52 | Macフリーカー