私の手記- memoir -です


by masatokunkeio
父より受け継いだファン心理
アンセルアダムスの写真集もいろいろありますし、額縁に入っている写真(勿論複製ですが)もボクの部屋にいっぱい飾ってありますが、、、いや〜素敵ですよ。
モノクロ写真が、ちょうどあの腕がないミロのビィーナスと同じ作用をもたらします。つまり、この刺激が多すぎる私たちの生活に大きく欠如した「カラーを想像させる力」を与えてくれます。時には「音〜〜」も想像できるほどです。素晴らしい作品ですね。早速購入でしょう。 買いです!! もっともアダムスの作品は素晴らしいですが、彼自身もお髭が素敵なオジサマで、大好きです。amazonで注文しました(^_^)v
[PR]
# by masatonet | 2004-10-22 11:32 | ヒトリゴト日記

ー8月下旬ー

8月というと(暑い)(お中元ださないと)(暑中はがきも出すの?)(原爆)(終戦)(カープが落ちてくる、負け続ける頃)と意外とバタバタ?している。結局、どうにもならないのが夏なのである。
 (暑い)・・・夏だから、仕方がない。でも今年は去年のフランスのよう。なんだかスゲー暑い。ニュースもそのことばっかり報道していて、実にワンパターン極まりない。どのチャンネルでも(XXさん、そちらは如何でしょうか?、、、はい。こちらは今大変な暑さです。気象台の観測ですと38度を超えて、、)なんて報道ばかり。そして罪もない健気な人々を煽動している。熱中症なんて言葉をはやらせて意味があるのだろうか。ただ、よけいなシンパイとフアンを募らせ、その情報による二次災害を引き起こすだけだ。トコロデ、ここで考えたいことがある。なぜ日本人に肩こりが多いのか? それは夏目漱石が(肩こり)なんて言い始めたからだ。情報、知識を持った人が正しい言葉を、正しい時に使わないと、人々は、言葉の傀儡である人々は、その中で右往左往しなくてはいけない。花粉情報や公害情報、交通事故情報も大切だけど、それによって起こる二次災害にももっと気持ちを向けてほしい。
 (お中元ださないと)(暑中はがきも出すの?)・・・これは至ってマイペース。お中元は良い習慣だが、最近流行りの(番号札順番待ち)よりもはやくインターネットで大手デパートがドンドンお中元、お歳暮セールをしてほしいものだ。
 (原爆)(終戦)と(カープが落ちてくる、負け続ける頃)・・・これは超問題だ! 特に後者の方は、もう! 一体どうなっているんだ。最近はめっきり駄目。勝ち目なし。ああ衣笠、山本、古葉の時代が懐かしい。一方、前者の方は、国際問題だ。先日、それに関するサミットに出席。同時通訳付きという格好いいパネルディスカッション。いろんな先生が出てこられての講演。その最中、何回か意識フメイの睡眠状態に突入。周りの人の拍手で意識フメイから脱出したボク。(あっ!終わったのかぁ)と思ったら、今度は別の先生の講演。実際ぐっすり寝ることができた。帰りはいたって元気そのもの。といっても寝てばかりいたわけではない。
 (原爆)について考える時間はとっても大切。とりあえず、広島生まれじゃけ〜。(そういえば広島じゃけーとかいうビールは何処に行ったのだろうか。最近影をひそめているような・・)原爆かぁ。もう60年前のことだからなぁ。被爆かぁ。
(原爆)に関する話はよく聞く。でも話や講演だけで(原爆)(被爆)と言われてもイマイチピンとこない。ゆえによく友達と冗談で(おい! 今日被爆した?)(うん! したした)なんて言い合っているしまつ。当事者が聞かれたらさぞかしご立腹なさるだろうな。そんな世界にそのナをトドロかす(平和都市)に住む劣等生もたまに平和公園にいく。そして資料館を見る。入館したこと数知れず。もう入らなくても、館内を想像できるくらいだ。
 エノラ・ゲイの写真。怖くなる数々の展示物。幼いとき泣いた記憶がある。もっとも今はだいぶ綺麗になって良くなった。ナガサキの原爆とヒロシマの原爆。被害の大きさはヒロシマが酷かったらしい。
まだ、幼い頃、友だち同士で言い争い。(広島の方がおっきい原爆が落ちたんじゃ。すごいじゃろ!)とA君。(じゃけど、長崎の方が被害が大変だったんじゃ)と頑張る、お母さんが長崎出身のB君。まあ、そんなことドウデモエエよ。どっちも大変だったんじゃけえ、とボクが仲裁。
 (原爆)(終戦・敗戦)と言うと、まず思い出すのが(原爆教育)。広島の学校では(原爆教育)というのがある。あの悲惨な事を二度と起こさないような社会を作るための(教育)らしい。(ソローの森の生活)というのがあるが、文化の、その潜在性をかなぐり捨てきれず、また悲しいことに捨てることはほぼフカノウ。その中で(文化を捨てた自給自足の生活)なんて滑稽極まりない。自分で、誰の助けも受けず、家を建て畑を耕して自給自足の生活を送っていたソロー。ある人が来てソローに言った。(君は、家を建てるためにノコギリや金槌を使った。畑を耕すに鍬を使った。それで、文明を否定できるのか)と。日米関係をこの(ソローの森の生活)は暗示してはいまいか。これからは(原爆)をきっかけに、加害者と被害者意識を強めて敵対意識を高めるのではなく、共生を考えてゆく必要があるのではないか。それを、(平和)(平和都市)(平和公園)(原爆ドーム)(ヒロシマ)(ナガサキ)を祖国に持つ我々から始めないと、過去日本が中国や朝鮮にしてきたことを真剣に考えられなくなるにちがいない。
[PR]
# by masatonet | 2004-08-30 11:53 | ヒトリゴト日記
2004.8.22整理

必ず系
 お金(日本円です。空港で現地貨幣と交換)・財布(2つあると便利)・パスポート・飛行用チケット・空港利用税・スーツケースか、大きいバック


洋服系
 普通のシャツ・Tシャツ多め・短パン・下着・ソックス・上着・ズボン・レインコート・ジーンズ


美容系
 歯ブラシ・歯磨き粉・小型シャンプー(リンスは必要な方のみ)・石鹸・折りたたみヘヤーブラシ・タオル多め・消毒用ウエットティッシュ・ポケットティッシュ・携帯用洗面器(結構便利)・泡立ちタオル(所謂アカスリ用タオルのこと。海外では重宝します)


医療系
 正露丸糖衣・風邪薬・整腸剤・救急セット(絆創膏・消毒薬・包帯など)


日常系
 スリッパ・ハンガー・小型の洗剤・洗濯を干す用のひも(ロープ)・文房具(筆記用具(油性マジックは欠かさず)と、ハサミ・のり・セロハンテープ)・裁縫防具のコンパクトセット・とげ抜き・爪切り・髭剃り・栄養補助食品としてカロリーメイトからチキンラーメン・おやつまでと幅広く(必要な方のみ)・スーパーでもらうビニール袋(大・小)沢山・目覚まし時計・腕時計・メモ用紙・本何冊(読みたいモノ)・消音効果の高い耳栓・懐中電灯(携帯できる大きさ)・マスク(結構ほこりっぽいので)・


個人的系
 デジタルスチルカメラ(通称デジカメ)・予備バッテリー・カメラ用メディア(メモリーカード等)予備・カメラ用充電器・音響機器(iPod一式、MDとそのメディア・コンパクトスピーカー・マイク・各充電器)・パソコン(任意/持って行ったことは意外とナイ!)・サングラス・コンパクト双眼鏡・サブバック(ウエストバックでもOK)・懐中電灯・お守り!?・聖書・小型電気ポット(海外用)・食器用スポンジ・非常食・ポケットサイズに出来るリュックサック


・・・注意点(特にハイテクを持って行かれる方)・・・

 「多分入れたと思う」は厳禁! 必ず再チェックするべし。特に小生のように「電気製品」や「ハイテク機器」を多く持って行かれる方は、「ケーブル1本」でも無いと、ハイテク先進国「日本」で購入して、重く嵩張るのに持って行かれた機器たちも、「ただの箱」か「邪魔な貴重品」と化すので呉々もご注意を!! 万が一忘れても、現地での調達はまず不可能! およそアメリカでは調達可能だが、旅行時間にゆとりがないとまず無理! その他の国では、ヨーロッパ諸国を含めて「日本のように」は行かないので、本当に注意して下さい。
[PR]
# by masatonet | 2004-08-22 10:54 | ヒトリゴト日記
朝晩だいぶ涼しくなってきた。とは言っても日中は結構暑い。自転車のトレーニングは早朝か夕方かだ。レーサー用のサイクロコンピューターを付けて今日もボクは市内を走る。
 ところで間もなく国外脱出だ。今年は2回脱出予定だか、残り1回は未定。ふつう国外脱出というとブラックなイメージがあるがボクの場合は、詰まるところ留学か旅行のこと。
 いつも国外脱出時に何かにつけてくだらないものを買う傾向がある。困ったことだ。(あ!これいるんだよね)とか何とか言って結局買ってしまうのである。しかし今回はそれがない。誠に結構なことではあるがなにかもの足らないもの事実だ。う〜ん、、あれは要らないか、これはいらないかと、まるで何かを買わないと旅の準備が始まらないような勝手な固定観念が働く。これが準備だって! 全くどうにかしている。
 しかし、なにもないのである。そのまま行ける。実際もう十分に旅で役立つ物品が揃っている。家になるものをそのまま準備すれば(実に快適な)国外脱出が計れるのだ。トオモイキヤ・・・ボクは最近購入したデジカメに目がとまった。そうだ。これはいけない。メモリーがこのままだと足らなくなることは間違いない。予備を買わないと・・と思うが早いか、最近価格の安さにハマっている広島中央に進出してきた某Y電機にTEL。そしてガッカリ。SDカードも結構高いのだ。256Mでも1万円後半。512Mだと2万以上。高速書き込み対応のSDカードが欲しいので現時点ではそのくらいするのだ。全くもって困った。
 かれこれ15年以上マックを使っているとつい(リンゴの呪い)の呪縛を受けてしまっている。アップルのHPをぼーっと見ていると思わぬ事を考え始めてしまった。そうだ! NEW iPodを買おう! これしかない。New iPodはデジカメのデータを保存できる。それに40Gもあったらその半分の20Gほど今持っているiPodの音楽データを写してもまだ残りに20Gもあるではないか! 完璧な発想だ。それに、別途マイクを購入すればボイスレコーダーとしても使えるから国外の貴重な音風景を記録できる。もう無敵的発想! 鬼に金棒! それに嫌いだった3GiPodのデザインから一掃された4GiPodなら完璧だ。もう決めた。即注文。おっとっと、、、い、いや、あくまでデジカメのもメリー対策として買うんだぞ。これは仕方がない選択なのだ。(完璧なほど行為の合理性に固執した購入動機だ)今までは国外脱出時には、音風景をMDで録音していた。デジカメはソニーのCDマビカ300。写真の記録にCDを使うからメモリーは関係がなかった。でも、もう変える、帰る、カエルことは出来ないのだ。退化は許されない。(なぜiPodminiにしなかったか、あるいは20GのiPodにしなかったのかは全く不明)いやいやいや兎に角だ、大は小を兼ねる。それにもう注文しちゃった。アドニハヒケナイ。あ〜あ結局これで毎回国外脱出時に何か買っているな〜モウ!!
[PR]
# by masatonet | 2004-08-15 10:25 | ヒトリゴト日記

−2004.7月下旬−

嵐がやってきた。といってもニュースが騒いでいるだけだろう。レインコートを着るよう勧める母の助言を背に受けつつTシャツのまま出発。目的は非常にどうでもいいこと。そう。発売されたiPodminiを見るためだ。はあ、全くもう、平和の象徴だ。嵐の中わざわざ買いもしない(おもちゃ)を見に行くなんて。しかも、店頭にあるかどうか電話して確認もせず、(見たい!)の一心で出かけた。雨脚はますます早くなり、もはやお出かけを後悔させる勢いに達した。う〜ん負けるモンかと、どうでもいいことに、且つ絶対勝てない相手に試合を挑んだ。結果としてビショビショになった。なんとか店にたどり着いた。なんと拝めたのはポスターだけだった。しかも、発売中のポスターじゃなくて(近日発売)のポスター。 駄目だこりゃ状態!! あきらめてパソコン売り場をあっちこっちハシゴ。中古売り場にさしかかったとき3980円のけなげなマックに目がとまった。うっう、安いよ〜! しかし、今となってはもうゴミ同然のスペック。分解して楽しむといってもなあ、一人でそんなことしても何だが寒いし(>_<)。せいぜい、OS8.6が動くか動かないかの代物なんて、今までそんなマシーンを何度か買って後悔している。結局使えないんだよ。古いコンピューターってのは!!でも、でも、その当時、ウン十万もしたマックが数千円で眼前に転がっているのを見るとなぜか可哀想に見えてしょうがない。なんで、一体誰がこんなことを! かっ、かわいそうじゃないか。 そんなボクが愛する Mac関連雑誌の投稿日記に以前次のような文章が載っていた。
・・・・娘が、あのちっちゃくて可愛かった娘がマックを買った。iMacだ。いや〜実に早い。フォトショップなんてサクサク動く。なんてことだ。しかも聞いてみるとバイト代で(一括払い)で買っている。信じられん。あのマックを、しかもこんなハイスペックマックを一括で買う時代がくるなんて。嘘だ嘘だ。ボクは信じないぞ。結局、娘はボクにはそのマックを使わしてくれない。(だってお父さんは自分の大っきいマック持ってるじゃん)と言う。そうだ。ボクもマックを持っているぞ。しかもまだローンが半分以不残っているじゃないか。使わないといけない。このクワドラを。OSは古の(漢字トーク)。メモリーだって16Mバイトだぞ。凄いだろ!! そうだ値段も百万はしたぞ。(無言) 結局iMacに勝てるのは値段だけか。・・・・(以下略)(注:クワドラと漢字トークを知っている方、貴方はきっと素晴らしいマックフリーカーのお一人です。お暇でしたらメール下さいね(^o^))
[PR]
# by masatonet | 2004-07-26 19:54 | ヒトリゴト日記

*7月中旬*

朝、早起きした(稀)。今日はなんだか眠いまま自転車を漕いでた。今話題の電動アシスト自転車。ボクが住む団地、結構急な坂が多い。最初はゲンキ良く漕げてもだんだん「ヒ〜ヒ〜(汗)」となってきてスピードダウン、足はガクガク。その時にアシストボタンON! 「クウ〜ン、クウ〜ン(モーター音)」と漕ぐ度にモーターが助けてくれる。しかし実際は漕がなくていいということは全くなし。やはり漕がなくてはいけない。大抵イメージでは「殆ど漕がなくてもスイスイ走れる」と思っていた。ゆえに最初は、普通の自転車のように漕いでいて「あれぇ、これって本当に楽かなぁ」なんて眉唾だった。自転車トレーニング後半。結構疲れてきて、わざとあまり漕がなかった時、恐ろしいことが起こった。「グウ〜ン、グウ〜ン(モーター音)」といいながら、ペダルを軽く漕ぐだけで急な坂を登っていくではないか。「こりゃぁいいや」だ。全くもって、以前ボクの大好きなCMの一つだった「ナショナル電動自転車に乗った水戸黄門」って感じ。皆が立ち漕ぎしていてもひとり座って「わっはっはっはっはぁ〜」といったところ。 今、その電動アシスト自転車にはバイク用のU字ロックが掛かっています(^_^;)
[PR]
# by masatonet | 2004-07-15 10:58 | ヒトリゴト日記

* 7月上旬*

結構、暑くなってきた。ボクは暑さには強いはずなのに・・・テレビを全く見ないボクもパソコンばかりやっていたら画面の呪はかかりっぱなし。新聞も、自分が出た(いい記事ですよ)にもかかわらず見ることもなく、もっぱらネットで情報収集を済ます。毎年この時期は必ずすること、夏の長夜!?に「スマブラ」大会。気が知れた連中を集め、まるでに地下基地に集まる怪しいシンジゲートのようにGCCとTV画面に集中。そして寝不足!!
今年は、なんだかチガウモード! 結構地味なこと。しかし、流石は「F世代」であることは拭いきれず、やはり、PSかGCかGBAかN64か(XBOXは全体やらない。ゲイツは嫌だ!)をしているボク。やっぱりオタク。もう寝ようと思っていも、「もうちょっと・・」という気持ちが・・・。
[PR]
# by masatonet | 2004-07-07 15:29 | ヒトリゴト日記

* 6月下旬*


日本は本当に幸せな国だ。ニュースは本当に些細なことを何度も何度も報道していて、それがCMと区別が付かない。最近は外食産業/コンビニ産業で流行りの「いらっしゃいませこんにちは」と「ありがとうございましたまたおこしください」に腹立たしい毎日! なんなんだありゃ。全くロボットじゃないか。感情が全くない!ナイ!な〜い!!!もう、やめてくれ。誰が言い出したのかは全く不明だが、あの言い方は何とかしてほしい。というより止めて頂きたい。また、地元某うどん&そばのチェーン店では、客が注文し終わると必ず「ご注文は以上でヨロシカッタデショウカァ」と言う。これも全くもって止めてほしい。なんで「過去形」を使うんだぁ。全くもう! 日本語が変なのはなにも我々若い世代だけじゃないじゃないか!! お手本が悪いから「こんなに」なったんだよ〜。 っとなんだか文句が多い毎日。やっぱり梅雨は鬱陶(うっとう)しい。
[PR]
# by masatonet | 2004-06-25 18:49 | ヒトリゴト日記
Apple Computerの初代Macintosh開発メンバーの1人で、グラフィックソフトウェアのMacPaintやオーサリングツールのHyperCardなどの開発者として知られるビル・アトキンソン氏が来日し、5月12日に都内で講演を行った。
 アトキンソン氏はApple Computerを退社したあとGeneralMagic社を創業したが、現在は写真家として活動している。今回の来日は同氏の初の写真集「WITHIN THE STONE」の完成を記念して行われたものだ。講演のタイトルは「私の人生とMacintosh」。なかでも初代Macのユーザーインターフェース誕生の様子に多くの時間が割かれた。


2時間にわたって熱弁をふるったビル・アトキンソン氏
  アトキンソン氏はまず、Macが登場する前のコンピュータがどのようなものであったかを紹介した。コマンド入力による操作が一般的で、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)はなく、マウスやウィンドウもなかった。

 これに対し、初代MacはマウスやGUIを備え、MacPaintやMacWriteといったソフトウェアを同梱していた。「Macは革命的だった。人々が初めて真にほれ込むことのできたコンピュータだといえるだろう」(同氏)。 初代Macに搭載されたソフトウェアのうち、約60%はアトキンソン氏の手によるものという。

 では、そのMacのインターフェースはどのようにして生まれたのか。アトキンソン氏によると、その原型はMacの1年前に生まれたPC「Lisa」にあるという。Lisaは誰でもすぐ使うことができ、しかも使って楽しいと思えることを目指して開発が行われたPCだ。価格が約1万ドルと高価だったことから商業的には成功しなかったが、すでにGUIを備えるなど画期的な試みがなされていた。

 開発チームは、試行錯誤を繰り返しながらこのインターフェースを完成させていった。コンピュータを使ったことのない人に使ってもらい、感じたり考えたりしたことを小声でしゃべってもらって、つまずく点を見つけていったという。「これは使い物になるソフトを作るうえで必要だ。コンピュータを全く知らない人がどんなことを考えるかは想像がつかないからだ」(アトキンソン氏)。例えば「Do It(実行)」という表示を多くの人が「Dolt(DOLT)」と読んでしまい、意味が分からず操作が止まってしまうことがあったという。

 アトキンソン氏は自宅で多くの開発作業を行っていたといい、その成果を社内の人と共有するために開発画面を写真に撮っていた。会場では当時の写真が数多く紹介され、インターフェースが進化していく様子も紹介された。

  例えばディスプレイは、当初黒の背景に白で文字が表示されていた。しかしアトキンソン氏は、グラフィックスを扱うのであれば、印刷と同じように白地に黒で画面が表示される必要があると訴えたという。白部分が多くなれば画面の焼き付きやちらつきを抑える必要があるためコストが高くなる。社内ではこの点に関して大きな議論が巻き起こったが、アトキンソン氏は「グラフィックスをやるならこれしかない」といって実現させたという。

  ほかにも、初代Macに同梱されたMacPaintには、Macのインターフェースに慣れてもらう狙いがあったという開発者ならではのエピソードも紹介された。ツールパレットを使って遊んでもらうことを意図していたという。「MacPaintによって、PCを使って楽しいと思ったのは初めてだという声を多く聞いた」とアトキンソン氏は振り返った。

  最後にアトキンソン氏は、初代Macと現在のMacを比較した。初代Macは8MHzの32ビットプロセッサ「Motolora 8000」を搭載し、処理速度は0.5MIPS。128KバイトのRAMと400Kバイトのフロッピーディスクを備えていた。これに比べ、例えばPowerMac G5は2GHzの64ビットプロセッサ「IBM Power PC 900」を2つ搭載し、処理速度はそれぞれ5000MIPS。8GバイトのRAMと500GバイトのHDDを備える。「感覚的に言って価格は3倍程度だが、現在のMacは6万4000倍のRAMと350倍のディスク容量、2万倍のプロセッサスピードを備えている」(同氏)

  「20年間で正直よくここまで来たと思う。あと20年なんとか生き延びて、20年後を楽しみにしたいと思う」(アトキンソン氏)元記事はこちら
[PR]
# by masatonet | 2004-05-13 20:38 | Macフリーカー